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福岡県の不動産市況
福岡県の不動産市況
本特集記事は、主に賃貸仲介・管理業を行う県内44社の宅建業者を対象に、2月上旬から3月上旬にわたってヒアリング・インタビューを行い、これに不動産ネット「ふれんず」のデータを参考にしながら県内主要エリアの賃貸市場の動向についてまとめたものです。
なお、これらの詳細情報は福岡県宅建協会が毎年HP上で「福岡の不動産市況」として発表しています。
都心部再開発の影響で、駅近でない土地価格も上昇
 3月18日に国土交通省が発表した今年1月1日時点の地価公示によると、住宅地、商業地、工業地などを合わせた全用途の対前年平均変動率は4.4%増で、6年連続で地価は上昇しました。住宅地では3.5%増で6年連続、県内51市町のうち29市町で上昇していました。
 特に福岡市は8年連続の上昇で、中心部の再開発の影響もあり、博多駅南5丁目(24.0%増)や中央区港2丁目(22.5%増)、東区香椎4丁目(20%増)など、駅から離れた場所で利便性が良いとは言えない場所が、地価上昇の県内トップ3となりました。
北九州市の地価(住宅地)が21年ぶりに上昇、逆線引きに不安要因も
 北九州市の住宅地は21年ぶりに下落・横ばいから0.1%上昇に転じました。住宅市場は全体としては堅調な動きを見せています。しかし、土砂災害が起こりやすい斜面地を調整区域に線引きし直す計画があり、今後既存住宅の資産価値が下がるとの不安もあります。
久留米市は全用途で3年連続上昇。商業地で小郡市が28年ぶりに上昇
 筑後地区の住宅地は筑後市が7年連続、久留米市が6年連続、小郡市が4年連続で上昇しています。大刀洗町は初めて上昇に転じました。
 商業地では久留米市が6年連続で上昇したほか、筑後市が2年連続上昇、小郡市は28年ぶりに上昇に転じ、大刀洗町は初めて上昇に転じました。
久留米市は工業地でも1.1%上昇しており、全用途で3年連続の上昇となっています。
鞍手町の商業地で地価が初の下げ止まり
 筑豊地区で地価が上昇した地点はありませんが、鞍手町では商業地の地価が初めて下げ止まりました。
 飯塚市では住宅市場全体に特段の変動はないものの、消費税増税後も土地の動きは活発で、中古マンションも比較的高値で動いています。嘉麻市では定住促進策の交付金効果で新築着工数が増加し、嘉麻と朝倉を結ぶ八丁トンネルが開通したことで経済効果が期待されています。

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